志望動機

アルバイト実施当時、私は男子大学生なのですが、もともと身体が小さくスタミナもないため、あまり肉体労働には向いていないと考えていました。
そこでテレホンオペレーターの募集広告を見つけ、オペレーターであればオフィスで内勤となるため、身体が小さな私でも十分にやれるだろうと思い応募しました。
また、パソコンを扱うのが好きだったため、パソコンを利用する仕事がしたいと思っていたこと、および就職前に本格的な社会人に近い職場で働きたいと思っていたことも志望動機となりました。

応募、履歴書、面接対策

採用に対しては、ごく普通の採用面接が行われました。
気をつけたのは常識的な応対をすること、および自分が自宅でパソコンを利用していてパソコンを扱うことが得意だということを、アピールポイントとして述べました。
また面接の際に簡単なＳＰＩ検査のような心理テストを受験しました。
業務の上で、不特定多数のお客様のクレジットカード番号を聞くこともあることから、会社側は応募者が、平気で嘘をつくような人物でないことを確かめようとしていたのだと思います。
「これまで嘘をついたことがない」という質問項目には、もちろん「いいえ」と正直に答えました。

良かったこと

それまでオフィスワークをした経験が無かった自分にとって、オペレーターとしてオフィス勤務できたことは、社会人として働くための準備となったと思っています。
また、多くの受注業務を通じて、丁寧な言葉遣いをできるようになったことや、「売り上げが立つ」とか、「ブラック顧客につき請求書払いは不可、クレジットのみ可」というような、経理についての知識を深めるようになったことなど、大学の勉強では分からない多くの事柄を学べたことも、良かったと感じています。

悪かったこと

通販のオペレーション業務をこなしていると、やはりとても癖のあるお客様がいらっしゃいます。
電話注文時にものを食べていたり、怒鳴り声でクレームを入れてきたりするお客様は、どうしてもいらっしゃるのです。
そのような横柄な態度のお客様は数少ないのですが、そのような方の対応をするのは非常に厳しく、精神的な負担になってしまいます。
１日のうち、一人でもそのようなお客様に当たってしまうと、どうしてもストレスを抱えてしまい、このバイトをしなければよかったなと感じてしまいます。

バイトを希望する人へのアドバイス

テレホンオペレーターは、お客様との一対一での会話を仕事とするため、丁寧な対応が求められて非常にやりがいのある仕事だと思います。
特に繁忙期でひっきりなしで電話がかかってくる時には、時間はあっという間に過ぎますし、その日一日自分が受けた受注数を後になって確認すると、びっくりするぐらい処理していたりすることもあります。
一方で、厄介なお客様に当たった時には相当のプレッシャーを感じます。
しかし、そのような厄介なお客様から逃げずに対応し、しっかり話を伺う姿勢をつけることが出来れば、それ以降の人生で、強く生きていけるようになるのではないかと思われます。
たくさんの方と話をするきっかけとなる仕事ですので、コミュニケーション能力を鍛えるためには最適なアルバイトだと、思います。

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