志望動機

まず、時給がコンビニや飲食店と比べてよかった（時給１３００円）ので、応募しました。
加えて、人に勉強を教えたりすることが好きで、授業を通じて自分の成長にもつながるのではと思ったのも理由の１つです。
かといって、始めから集団授業を受け持つのは大変なので、まず個別指導から始めてみようと思いました。
勤務地は駅前から徒歩５分でアクセスがよく、世間の認知度も高いという安心感もありました。
拘束時間も授業のコマ単位で決められ、フレキシブルに時間を活用できるのも魅力的でした。

応募、履歴書、面接対策

個別といっても対人スキルを要するアルバイトなので、面接では明るく元気な印象を持ってもらうよう努めました。
また、私は長男で中学生の妹がおり、さらに親戚には小学生の子が多いので、年下の子とのコミュニケーション能力に長けるとアピールしました。
スーツ姿で仕事をするため、もちろんスーツで面接を受けました。
上下無地の黒で、ネクタイは紺のピンドット、ワイシャツは白です。
華美な印象を避け、シンプルで清潔な服装を心がけました。

良かったこと

小学生～高校生までの生徒を担当しましたが、やはり授業を通じて生徒から信頼を得たことが印象に残っています。
始めはぎこちない関係ですが、週に何度か顔を合わせると、信頼関係が生まれ、『この子を志望校へ受からせたい』、『成績を上げてやりたい』という気持ちが芽生えます。
また、授業でホワイトボートを使いますが、正社員の先生から板書を褒められたことも嬉しく思います。
お金のためにアルバイトをしていることは確かですが、同時に生徒の役に立ちたいと思う気持ちは、決して悪いものではありません。

悪かったこと

個別指導で本来は１対１のマンツーマン授業を９０分行うのですが、生徒と先生の需給の関係で、９０分で２人の生徒を４５分ずつ受け持つことが時々ありました。
時給は変わらず、労力は２倍になるので、普段より忙しく感じました。
特に性格の合わない生徒や勉強意欲が乏しい生徒だとさらにエネルギーが必要となります。
また、生徒の親御さんから、塾と親御さんのやりとりを担う学習ノートを通じてお叱りを受けたことがあり、少し落ち込んでしまった時期がありました。

バイトを希望する人へのアドバイス

塾のアルバイトを希望する人は、自分の学習能力は高い方だと感じる人が多いと思います。
ただ、このアルバイトで痛感したのは、自分が勉強する力と他人に勉強を教える力は別物だということです。
生徒は多種多様で、学習ペースも様々です。
生徒の歩調を見ながら、それに自分を合わせたり、時には早く促したりすることができる人が向いているのではと思います。
加えて、生徒のよい部分を信じて、やる気を引き出すことができる人が生徒にも周りの先生にも評価されると考えます。

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