バイトの休憩時間に家に帰るのは良いの?

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アルバイトの休憩時間について、以前こんな質問をいただいたことがあります。
「バイトの職場が家から近いので、休憩時間は家に帰りたいのですがいいのでしょうか?」
基本的には、休憩時間の過ごし方は自由です。家に帰るのも問題ありません。
職場が休憩時間に労働者を拘束することはできません。

ただ、職場の環境によって、休憩時間については違いがあるようです。
オフィス勤務であれば、予めお昼休み時間は決められていますが、飲食店や販売系のショップで働くスタッフの方は、その日の状況によって休憩時間もズレたりします。
シフト制を導入している所が殆どで、シフトの場合は、入り時間、退社時間の他に6時間以上働く人には休憩時間がスケジュールされます。

しかし、休憩の予定時間帯にお店が混雑していたり、何かトラブルが発生して忙しくなったら休憩時間もとれなくなることはあります。
落ち着いた後で休憩させてもらえることもありますが、忙しくて殆ど休憩しないまま働く職場も珍しくはありません。
また、予定どおりに休憩に入ったとしても、急に混雑して来て「悪いけど出てもらえる?」と休憩を中断されることもあります。

労働基準法では、一日の労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は60分以上の休憩時間を与えることが義務付けられています。
ただし、6時間の勤務の場合は休憩がいらないので、アルバイトの勤務時間を敢えて休憩をとらない6時間にスケジュールしている所もあるようです。

飲食店によっては、ランチタイムが落ち着いた14時ごろに一旦閉店し、夕方からまた開店するような営業携帯をとっている所もあります。
このようなお店で働くアルバイトの方は、一旦退職し、再び出勤しているようです。
もちろん、夕方の出勤までの時間の使い方は自由です。

また、工場や屋外現場などで働くアルバイトの場合は、一時帰宅を禁止している所もあるようです。
これは、安全面や他の労働者に迷惑がかからないよう、仕事によっては一定の規則を定められるよう決められているものです。

このように、休憩時間の過ごし方については、職場によってかなり違いがあります。
当然ですが、休憩時間というのは給与が発生しませんので、時給もカウントされません。
「お金が出ないのだから好きにさせて」と思われるかもしれませんが、そこは職場の空気を読んだほうがよさそうですね。

私は、過去に一度だけ自宅近くで働いたことがありました。
完全に全員が一斉に休憩を取る形態だったので、毎日自宅に戻ってくつろいでいました。
自宅までの往復の時間を差し引いたとしても、家に帰って一旦くつろげるのは楽ちんでしたね。お金もかからないし、気持ちが一旦リセットされます。
気をつけなければならないのは、「疲れたー」と身体を横にしたらそのまま寝てしまって、休憩が終わった時間も寝ていたなんてことにならないようにしなければなりません。
自宅に戻っても、決して寝ないように注意していましたね。
でも、この仕事は短期間だったので、わずかな体験でした。
これ以外の仕事では、職場で休憩することが殆どでした。

お給料はでないし、拘束される時間帯ではないのですが、休憩時間も含めて仕事の時間だと私は諦めていましたね。

もし、休憩時間にどうしても自宅に帰りたいという方は、予め上司に言ってみるといいと思います。
黙って悩むより、現場で聞くのが一番ですよ。

ありふく

ライターのありふくです。

都内女子大に通う大学3年です。

アルバイトの役立つ情報を掲載していきます★

 


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